多治見JCの軌跡
多治見青年会議所は1955年(昭和30年)10月8日に発足し、以来55年以上に渡り多治見市のために文化や産業など、さまざまな角度からまちづくりを考え、さまざまな事業を通してそれを実践してまいりました。今まで多治見青年会議所が行なった事業は多治見JCの軌跡をご覧ください。
設立趣旨書
青年が何時の世の其の時代の推進力であることは歴史が証明するところであります。それは青年には、純粋さと情熱、そして実行力があるからであります。しかし青年の意思直接表示される今日の社会に於いては其の行動の前提となる判断には十分慎重でなければならず、その故にこそたゆまざる修練の道を敢然と突き進んで行かねばならないのであります。
第二次大戦後既に十年を経た今日の世相は我々の衷心よりの希求にも拘らず国内的には思想、社会、政治の動揺不安の混頓たる情勢にあり国際的には二大陣営の対立から生じる重苦しい空気が低迷しているのであります。此のような現実の中にあって其の打開にお就いて我々青年に期待する処実に大なるものがあることを痛感するものであります。 この様な重大なる重荷の任を果たすべく我々多治見市在住の主として青年実業人相寄り相計り如何なる思想如何なる政治的、営利的、団体にも偏することなく只菅 刺たる青年の立場を認識し、硬き友情と真摯なる自己修練とによって青年の力を終結して広く社会の為に奉仕し、更に青年会議所の組織を通じて目的を同じくする内外青年層と相提携することによって社会の進歩に貢献し、人類の平和に寄与致したいと念願するものであります。
幸いにして多治見商工会議所お呼び財界各位の深きご理解と隣接青年会議所の熱心なるご協力とによって此の崇高なる使命を達成するためここに多治見青年会議所を設立するに至った次第であります。
多治見青年会議所の目的
本会議所は、社会開発の理念に基づく、地域社会の正しい経済の発展と福祉の 実現を図り、指導力開発を基調とした青年の自己啓発と社会への奉仕に努める とともに、国内及び国外の青年会議所機構を通じて国際的理解及び親善を助長 して、日本及び世界の発展と平和に寄与することを目的とする。
一般社団法人多治見青年会議所定款第1章第3条より