2021年11月6日(土)、多治見市産業文化センターにて11月例会が開催されました。
理事長挨拶では、本年度も残り2か月を切り、そのなかで今年度のスローガンにもあるBreak Throughがメンバーそれぞれできているか問いかけをしていました。また、世間がコロナ前のような状態に戻りつつあるように見える現状に触れ、コロナ前には100%戻ることはなく、むしろコロナという壁を経験し、個々がその経験を糧にどのように成長していけるかということを考えてほしい旨の話をしていました。
毎月行われる3分間スピーチでは、今月は卒業生による「メンバーへのメッセージ、JC生活を振り返って」について話をされました。入会10年目の小澤全和君と小境邦裕君が行いました。
小澤君は5年ぶりとなる久々の3分間スピーチでした。入会当時、東日本大震災により、JCが精力的に活動されているのを知ったことなどをきっかけに入会されたそうです。仕事柄急な仕事も入ることから、役などは難しいのではと感じていましたが、委員長や副理事長などを経験し多くのことを学べたとおっしゃっていました。また、最後に「時事の初心忘るべからず」ということで、皆さんにも使命感を持って取り組んでいってほしい旨を語られていました。
小境君は、どちらかというと親によってJCに入れられたということで、最初は必ずしもやりたくて入ったわけではなかったそうです。そのなかでも副委員長や委員長、そして理事長を経験し、失敗をしながらもそれらの役を全うできたのは、自分としてもよく頑張ったとおっしゃっていました。メンバーへのメッセージとして、是非バッターボックスで思い切りバットを振ってほしい、思い切り空振りしてほしい、本気で失敗することで得るものがあるということを話されました。
JC歴の長いお二人のスピーチは、やはり言葉に重みがあり、メンバーを惹きつける話をされていました。卒業されるのは寂しいですが、お二人の志を引き継いでいければと思います。