本事業は、事業に参加した子ども達が被災時の生活の心構えを学ぶとともに、災害救助の手助けをするための意識を養うために行われました。
段ボール椅子・紙食器作りも、身近にある資材を使った即席担架やバケツリレーも、実際に活用するためには予備知識が不可欠です。
また、日常生活において、子ども達が水消火器に触れる機会は充分とは言えないのが現状ではないでしょうか。
本事業においては、各アクティビティ前のビジュアルを交えた説明と、子ども達の実体験とが相まって、より学習効果を高めることができたと考えます。
本事業は、真夏のコロナ禍というシビアな条件下での実施となりましたが、参加した子ども達が、被災時の生活の心構えや災害救助の手助けが出来るきっかけを担えたと確信しております。