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 多治見青年会議所は1964年から土岐川を美しくする運動を始め、河原の清掃を中心に土岐川の環境に関わってきました。しかし、「土岐川の水が白くなればなるほど、地場産業である窯業が盛んな証拠である」という地域の認識もあり、まだ水質汚染を問題として取り上げることはありませんでした。



 しかし、新聞等においても土岐川の汚染が伝えられるようになり、時代が公害問題を大きく取り上げるようになりました。1970年頃の土岐川の水質は濁度400ppm、濁度の基準で「真っ白く見える」と判断される300ppmを越えて「どろどろとした感じ」と評されるものでした。そんな中、1971年に青年会議所も行政・企業・学識経験者・住民の方々にご参加いただいて公害防止市民会議を開催し、公害防止を訴え始めました。1972年には廃液をたれ流していた工場が岐阜県環境局に摘発され、厳しい処分を受けて世間に知られるところとなり、環境基準などの規制も厳しくなってきました。



 1974年に青年会議所はラブ・タウンキャンペーンを提唱し、その一環として「私たちの川を美しく」と呼びかけました。この年には1200人の市民の参加を得て河原の清掃を行い、鮎や鯉を放流してこの川で元気に成長してくれることを願いました。

 そして1975年に「土岐川を美しくする会」が発足しました。多治見青年会議所が上流の恵南・瑞浪・土岐の各青年会議所、東濃地区の行政機関、及び各種団体に呼びかけて設立したこの会は、設立趣意書の冒頭に次のようにうたっています。

『地域産業の健全な発展をはかりながら、住みよい生活環境を築くことは、地域住民の共通の願いであり責任でもあります。』

 
この会は時代の後押しを受け、JCの理念と地域住民の願いが一つになり、住民運動として盛り上がり、その後も清掃活動、魚つかみ、啓蒙活動として続きました。



 1991年、多治見青年会議所は土岐川が憩いの場、集いの場、遊びの場となるよう「リバーパーク運動」を提唱し、土岐川へこいのぼりを掲揚しました。その後も数々の事業が展開され、1997年には他団体と相互に連携を取りながら、民間主導型の土岐川親水化事業が開催され、堤防へのベンチの設置、ワークショップなどが行なわれました。



 1998年、1999年には土岐川親水化事業「土岐川こどもまつり」などの事業を展開しました。



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